五ノ神囃子保存会
(ゴノカミハヤシホゾンカイ)
種別 | 祭囃子 |
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流派 | 重松流 |
発足年 | 平成7年7月 |
由来 | 現在の、五ノ神の祭ばやしは、東町はやし保存会から「重松囃子」の指導を受け、平成6年2月20日に、新組織による、「五ノ神囃子連」を発足したところから始まる。それ以前は、子どもを中心とした五ノ神囃子連が、祇園囃子でお祭りに賑わいを見せていた。 こうして、新しい五ノ神囃子連が発足した翌年の平成7年の八雲祭からは、五ノ神社境内に屋台を建て、重松囃子による初めての奉納囃子を行い、盛大に祭りが執り行われるようになった。 このような実績のもと、平成7年6月10日に開催された、「第11回羽村の祭ばやし保存連合会定期総会」において、連合会への加入が承認されたことから、その年の7月9日に、現在の「五ノ神囃子保存会」として新たに設立し、羽村市無形民俗文化財の指定を受けた。 なお、五ノ神囃子保存会の設立当時の会員数は、47人であった。 (五ノ神囃子保存会歴代会長) 初 代 水村友広(平成7年7月~平成10年7月)急逝 第2代 桜沢幹雄(平成11年7月~平成18年5月) 第3代 荻野和一(平成18年6月~平成28年5月) 第4代 村上正高(平成28年6月~令和5年5月)急逝 第5代 加藤章二(令和5年11月~現在) |
プロフィール | 【会員数】 ○正 会 員:33人 ○特別会員:25人 合計58人 【五ノ神囃子保存会主な年間行事】 ○定期稽古会(毎週水曜日) 1年間を通じて毎週水曜日の夜、五ノ神会館大広間にて定期稽古を行っている。また、八雲祭の前や、イベントの前等には特別稽古を行う。 ○五ノ神社元旦祭(1月1日) 五ノ神社の境内にお囃子用の舞台を組み、午前零時の時報が鳴り初詣を済ませた後、居囃子での新年迎え囃子の奉納を行う。 ○五ノ神社八雲祭(4月第2日曜日) 五ノ神社は、推古天皇9年(601年)の創建と伝えられ、宝亀年間に熊野五社大権現(天照皇大神、素盞嗚尊、天児屋根命、伊邪那美命、事解能男命)を祀ったことから地名の五ノ神村が起こったと伝えられている。また、境内社としては、八雲神社、金刀羅神社、稲荷神社、第六天社が建立されている。 八雲祭は、五ノ神社では一番大きなお祭りであり、宵宮の日は正午から午後7時まで、町内全域を山車で巡行する。 本祭りは、午前8時半から執り行われる神事に全員が参加した後、午前9時から午後5時まで、宰領、万燈、賽銭、祇園囃子、子ども神輿(男)、子ども神輿(女)、山車の順に隊列を組み、午前は五ノ神東町内会、午後は五ノ神中町内会を巡行する。その後、午後5時から五ノ神会館二階の大広間において、子どもを除く祭礼参加者全員で打上げを行う。 本祭りの翌日は後祭りと称して、午前8時に集合し祭りの片付けをした後、改めて昼から慰労会を行う。 ○定期総会(6月第3土曜日) 五ノ神囃子保存会の定期総会は、毎年6月第3土曜日に開催され、前年度に体験入会した者は、この日を境に正式会員として名簿に登載され、改めてみんなの前で紹介される。 ○五ノ神中町内会納涼と交流の夕べ(8月第1土曜日) 五ノ神中町内会の納涼祭に招かれ、やぐらの上で居囃子での演奏をする。 ○五ノ神東町内会子供まつりと納涼祭の夕べ(8月第2土曜日) 五ノ神東町内会の納涼祭に招かれ、居囃子での演奏をする。 ○五ノ神社例大祭(9月28日以前の直近の日曜日) 五ノ神社例大祭では山車を出さないことから、神社の境内にお囃子用の舞台を組み、居囃子での演奏をする。 また、神社拝殿内ではこの居囃子とは別に、五ノ神囃子保存会によるお囃子の奉納を皮切りに、様々な団体による演芸が奉納される。 ○研修旅行(10月頃) 五ノ神囃子保存会では、研修旅行を3年毎に実施している。 研修旅行では、お囃子の道具をひととおり持ち込み、行き帰りのバスの車中、高速道路のサービスエリア、宿泊ホテルの宴会時、参拝先の神社等でお囃子を演奏する。 ○はむら市民と産業のまつり(11月第1土・日曜日) 富士見公園で2日間開催され、3か所に屋台がかかり、6団体が日替わりで居囃子での演奏をする。 ○会員忘年会(12月第3土曜日) 五ノ神囃子保存会の結束及び、会員同士の融和を目的とし、毎年12月第3土曜日に会員忘年会を実施している。会員忘年会では、参加者全員がお囃子を演奏し、自己の1年間の稽古の成果を発表する。 ○富士見小学校地域の伝統芸能教室「お囃子教室」(1月~2月) 富士見小学校3年生の「地域の伝統芸能教室」に招かれ、授業の一つとして「お囃子教室」を行う。 授業内容は、お囃子の話、重松囃子の楽曲紹介、子どもたちのお囃子(太鼓)体験などである。 |
SNS情報 | 羽村の祭ばやし保存連合会HP |


