東京都郷土芸能協会

大戸囃子保存会

(オオトバヤシホゾンカイ)

種別 祭囃子
流派 神田下町囃子
発足年 明治10年
由来 江戸天保年間、現在の横浜市瀬谷区阿久和の鈴木勢三郎氏ら15名が江戸神田下町囃子の師匠、御殿万造氏を招き下町囃子の伝授を受け、その後、その中の一人、相澤国造氏は町田市相原町大戸の吉川家の養子となりました。 郷土の若者、同好の志相寄りて、吉川国造氏の祭囃子の芸風を慕い、伝授を受け「大戸囃子」の基を作りました。
プロフィール 曲目は屋台、印幡、昇殿、神田丸、鎌倉、四丁目、子守頃、車切の8曲から成り、当囃子独特の芸風は地元はもとより、近郷近在に多くの愛好者を得るに至り、町田市、山梨県上野原市、相模原市緑区、八王子市高尾、浅川等、乞われるままに大戸囃子の流儀を伝える所、実に20数箇所に及びます。 全関東祭囃子コンクールや東京都祭囃子コンクール等数多く出場し、優勝、入賞を数えること30数回におよんでおります。 現在は地元の祭礼、町田市の行事や近隣の祭礼、結婚披露宴、各種団体のアトラクション、老人ホームや病院の慰問等に出演しております。 練習は地元公会堂にて後継者育成を主体に行い、各種出演に合わせて曲目の組み合わせや、踊りとの合わせなど年間を通して活動をしております。
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