東京都郷土芸能協会

榮町囃子連

(サカエチョウハヤシレン)

種別 祭囃子
流派 神田流(葛西流新囃子)
発足年 大正6年(1917年)
由来 榮町囃子連は、青梅市黒澤からあきる野市引田、留原へと伝わった神田囃子の流れをくむ流派です。 大正6年(1917)6月、町名がまだ「番場」といわれていた時代、尋常小学校の生徒であった町内9名の子供達が手ほどきを受け、当時の町名から「番場子供囃子」として発足したのが榮町囃子連の原点と伝えられております。昭和12年に町名が「番場」から「榮町」に改名された際に「榮町囃子連」へと改称しております。
プロフィール 榮町囃子連では、元旦に町内を山車で回り新年をお祝いすることや、年によっては阿伎留神社神楽殿で水無月祓で奉納囃子を行っています。 また、八王子祭りには五十年近く南新町の山車に乗り囃子を行っています。 そして、9月の五日市祭(阿伎留神社例大祭)では六角神輿で知られる阿伎留神社の例大祭の宮出し囃子を担当し、お囃子で街中を賑やかにしております。 年間を通じて毎週木曜日に練習を行っており、近年は町内の男性陣はもとより、近隣の子供やお母さん方も加わり、お囃子を通じて、親睦を深めながら伝統芸能を継承しています。
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